シュラフ





バイクでのキャンプツーリングにとって疲れをとるとても大切な時間・・・
それは睡眠です。
睡眠不足(いつも夜は酔っぱらいの私には関係ないか(^_^;))や寝心地の悪さからくる疲れを甘く見るとバイクを駆るのに非常に危険です。
また、東北は11月〜3月ぐらいまでは最低気温が氷点下でテントがバリバリに凍るなんてこともままあります。
私も何度か経験しましたが寒さで目を覚ますのってつらいんですよね〜
朝方それほど冷え込まない南国ならまだしも東北以北でキャンプする場合はシュラフにも気を遣いたいものですね。

シュラフには大きく分けてマミー型と封筒型、それぞれ中綿の素材にダウンと化繊があります。
コンパクトさではマミー型のダウンが一番ですが、最近は化繊もいろいろな素材が開発されているようです。
ダウンは化繊に比べて濡れに弱く手入れが少々面倒だと言われますが、雨漏りするようなテントでなければそんなに神経質にならなくてもいいような気がします。
また、シュラフカバーを用いれば水に濡れる可能性はずっと減ります。

シュラフのメンテナンス(洗い方)についてはこちらをご覧ください。


ナンガ
ポーリッシュバック450DX

早春および晩秋用に購入したシュラフです。
私がよくおじゃまする上小川キャンプ場は、3月あるいは11月になると朝の最低気温が−5℃を下回ることがあります。
その気温だと、さすがにポーリッシュバック250では厳しいため購入に踏み切りました。

725FPのダウンを450g使用しており、ボックス構造のため快適使用温度は−6℃〜となっております。
このときの最低気温が−5.7℃でしたが、公称値どおり快眠できました。

もちろんショルダーウォーマーを内蔵していますので、上手に使えば冷気の進入を防ぐことができます。


ナンガ
ポーリッシュバック250DX

710FPのダウンを250g使用しておりメーカー公称対応温度域は−2℃〜10℃。
氷点下ではちょっと厳しいので、シュラフカバーを併用しています。
モンベルのダウンハガー#5と割と近いスペックですが、収納サイズは約2/3!
重量もたったの570gしかありません。
シンプルな作り(シングルキルト)のためか広げた状態もさほどがさばらないため、ほかのシュラフと重ねて(インナーとして)使うこともできます。
夏の北海道ロングツーリングなんかには最適じゃないでしょうか?

またナンガのダウンシュラフは永久保証つきです。
ファスナーの取り替えや生地の破れ補修は永久に無料で行ってくれます。
安心して永く使える道具とはやはりいいものですね。



モンベル
スーパーストレッチダウンハガー #5

中綿はダウン250g使用で快適睡眠温度域1℃〜11℃、使用可能温度−9℃(実際には−9℃では凍死するかも)でスリーシーズン対応です。
650FP(フィルパワー)のダウンを使用(スーパーストレッチ ダウンハガーシリーズの場合)しています。
またスーパーストレッチシステムといってシュラフ本体にゴムが縫い込んであり、常にシュラフ内側が体にフィットします。
この仕組みによりデッドスペースを極力少なくし保温性を高めることができます。
ゴムの圧迫感も実際はほとんど無くシュラフの中であぐらをかいたり腕組みしたりもできちゃいます。
氷点下になるかならないかぐらいの場合はゴアのシュラフカバーを併用します。
夏場はシュラフカバーのみで寝ることも可能。

キャンプでの寝心地に不満を持っている方にはダウンがお勧めです。



ナンガ
無印750

冬季キャンプツーリング用に購入しました。
使用ダウンは640FPと性能的にはやや劣りますが、750g使用で−10℃でも快眠できると思います。
キャンプツーリングで使うレベルであればこれ程の性能はあまり必要ないですね。。。
こちらは主に雪中キャンプの時などに使用しております。
絞りも2ヶ所あり冷気の進入を防ぐ構造になっています。
ナンガのマークはありませんがこちらもカスタマー登録すれば永久保証の対象になります。


上記シュラフのうち、ナンガの750とダウンハガー#5、ポーリッシュバック250DXの収納サイズ比較です。

比較用においてあるのはフロッピーディスク。
左右がナンガで真ん中がモンベルですが、ポーリッシュバック250DXのコンパクトさが際だちます。




どりくらへ道具についてへ